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シアリスジェネリック メガリス処方

メガリス(megalis)とは、マクレオーズ・パーマスティカル社が製造・販売するED治療薬です。 シアリスと同一成分のタダラフィルを主成分としたシアリスのジェネリック医薬品です。バイアグラやレビトラ等のED治療薬と同様に陰茎への血流を促す作用があります。メガリスの主成分タダラフィルはバイアグラ(シルデナフィル)やレビトラ(バルデナフィル)と比較してブロック状の構造をしているため体内でゆっくりと分解されていくため長時間作用し、副作用も少ない薬剤です。最大で36時間その効果が持続するとされ、金曜日に服用すると日曜日まで効果があるためウィークエンドピルと呼ばれています。今回はシアリスと、シアリスのジェネリック医薬品のメガリスについてお話しします。

シアリスとは

シアリスは世界で3番目に販売されたED治療薬です。シアリスは5mg錠、10mg錠、20mg錠の3用量があります。シアリスは2002年10月発売以来、世界100ヵ国以上で1,000万人以上の方に使用されています。日本では2007年7月31日に製造販売承認を取得しており日本イーライリリー株式会社から製造・販売されています。2013年8月にはED治療薬としての全世界シェアが42%となり世界市場で第一位となったことが発表されています。シアリスは投与後、10mgで20~24時間、20mgで30~36時間にわたり性的刺激・性的興奮に応じて勃起機能を改善する効果が認められており、シアリスのジェネリックも同様の効果を得ることが出来ます。

 

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品である新薬の有効成分を元に製造された医薬品であり、後発医薬品とも呼ばれています。新薬の有効成分を用いて製造するため新薬と同様の品質と効果を持つ医薬品です。また厚生労働省に認可されないと製造・販売することは禁止されています。ジェネリック医薬品は先発医薬品が所持する特許権が切れてから作られます。すでに有効性・安全性が確認された成分を用いるため新薬に比べ費用が抑えられるため、安価で提供することができます。服用しやすいように錠剤を小型化したり、形状を変えたり、味を加えたり、服用しやすく錠剤が小型化されたり、味を加えたりと、改良された薬剤が、新薬との効果の違いが現れるというようなことはありません。ジェネリック医薬品は厚生労働省の設ける基準をクリアして製造されていますので同等の効果・安全性は保障されています。

メガリスとは

ED治療薬メガリスはシアリスと同じタダラフィルを主成分としていますので効果や副作用はシアリスと同等です。メガリスは他のED治療薬のバイアグラやレビトラと同様、PDE5阻害薬に分類される薬剤です。勃起力を抑制してしまう物質PDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害し、血管を拡張させる働きをするcGMP(サイクリックGMP)の量を増加させます。血管を拡張させることにより陰茎内にあるスポンジ状の勃起性組織である海綿体の血液量を増加させ、勃起を促します。cGMPはPDE5によって分解されやすい性質を持つのですがメガリスの主成分タダラフィルの効果によりPDE5の働きが阻害され、分解を防いでくれます。

勃起の仕組みについて

勃起の仕組みは性的刺激を受ける、または性的に興奮することから始まります。そして脳内の中枢神経が興奮しその情報が脊髄神経を通って陰茎へと伝わります。次に海綿体の平滑筋が緩み血管が拡張し、陰茎内の海綿体に多量の血液が流れ込み血液の圧力によって海綿体が硬くなります。これが勃起の仕組みです。

このうち、海綿体の平滑筋が緩むのはcGMPという物質の働きによるものです。cGMPは性的刺激を受けると体内で作られる血管拡張剤のような効果を持つ物質です。常に勃起した状態では困るので人間には体内にこのcGMPを分解するPDE5酵素があります。EDを患っている方はこのPDE5が性行為時にも多く存在してしまい、勃起に必要なcGMPが分解され勃起不全となっているのです。メガリスを服用することによりPDE5の働きは弱まり、cGMPがスムーズに働きを始め、陰茎が正常に勃起するよう補助します。

メガリスの副作用と服用できない方

ED治療薬の中で最も副作用が少ないタダラフィルを有効成分とするメガリスですが副作用がまったくないわけではありません。血流促進効果があるため、頭痛や動悸、鼻づまりや腹痛などの副作用が報告されています。また、頭痛や鼻づまりが気になる方は頭痛薬や鼻炎薬を併用しても問題ありません。軽い症状であれば、これらは血管を広げる効果により起こるものなので、時間とともに軽くなり自然に治りますので、薬が効き始めたサインだと思って頂いて大丈夫です。

メガリスには他のED薬と同様に併用することのできない薬剤がありますので気を付けましょう。狭心症や心不全の治療に使う硝酸剤、いわゆるニトログリセリンと呼ばれる薬との併用は急激な血圧低下が起き、命に関わる可能性がある為非常に危険です。他にも亜硝酸アミルや硝酸イソソビルドなどの併用も危険です。また最近脳卒中、心筋梗塞を発症した方も服用できません。独断での服用は必ず避け医師の指導のもとメガリスを服用しましょう。